ワイモバイル

【料金比較と違い】ドコモとワイモバイル安いのはどっち?

ドコモからワイモバイルへ乗り換えると、どれくらい月額料金は安くなるの?

こんな疑問にお答えします。

結論から言うと、高速データ通信容量が同等程度のプラン(5Gギガホライト~3GBとシンプルS)で比較した場合、ワイモバイルへ乗り換えると約2,400円程度月額料金が安くなります。

ですが、ドコモで利用しているプランやワイモバイルで利用するプランによって、どの程度安くなるのか金額は異なります。

また、ドコモとワイモバイルには月額料金以外にも違いがあるので、乗り換えを検討しているならそういった点も事前にチェックしておきましょう。

そこでこの記事では、

本記事の内容

  • ドコモとワイモバイルの料金の比較
  • ドコモとワイモバイルの違い

など、ドコモとワイモバイルの料金の比較や違いについて解説していきます。

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【結論】料金で比較するとドコモよりもワイモバイルのほうが安い

料金で比較した場合、基本的にはドコモよりもワイモバイルのほうが安い料金で利用できます。

というのも、ワイモバイルの最安プランなら月額990円(割引適用時)で利用する事ができるためです。

  • ドコモ(eximo):月額4,565円(割引適用時2,178円)
  • ドコモ(irumo3GBプラン):月額2,167円(割引適用時880円)
  • ドコモ(5Gギガライトorギガライト):月額3,465円(割引適用時2,178円)
  • ワイモバイル(シンプルS):月額2,178円(割引適用時990円)

※税込

ドコモとワイモバイルの最安プランの月額料金を比較すると、基本的には通常時・割引適用時どちらもワイモバイルのほうが安く利用できます。

ただし、ドコモのirumoに関しては、3GBなどの低容量プランを利用する場合は、若干ではありますがirumoのほうが安く利用する事ができます。

  • ahamo:月額2,970円
  • ワイモバイル(シンプルS):月額2,178円(割引適用時990円)

※税込

また、ドコモのオンライン専用プランであるahamoと比較した場合は、料金はワイモバイルのほうが安価となります。

このように、料金で比較すると基本的にはドコモよりもワイモバイルのほうが安いので、料金の安さを重視するのであればワイモバイルを利用したほうがお得です。

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ドコモとワイモバイルの料金プランの比較

上記の通り、月々の携帯代を考えれば、ドコモを利用し続けるよりもワイモバイルへ乗り換えたほうがお得です。

では、ドコモからワイモバイルへ乗り換えると、具体的にどの程度月額料金が安くなるのか、

ドコモ ワイモバイル
  • eximo(エクシモ)
  • irumo(イルモ)
  • ギガホプレミア
  • ギガホ
  • ギガライト
  • 5Gギガホプレミア
  • 5Gギガホ
  • 5Gギガライト

※定期契約なしの場合の料金

  • シンプルS/M/L

上記のドコモとワイモバイルの料金プランを比較していきます。

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下記の表の()内金額は割引適用時の金額です。ドコモは「みんなドコモ割(3回線以上)(適用対象外プランあり)」「ドコモ光セット割/home 5G セット割」「dカードお支払割」適用時の金額、ワイモバイルは「おうち割光セット(A)」または「家族割引サービス(2回線目以降)」を適用した場合の金額となっています。

eximo(エクシモ)とシンプルS/M/Lの料金比較

ドコモ ワイモバイル
eximo(エクシモ) シンプルS/M/L
~1GB 4,565円
(2,178円)
-
~3GB 5,665円
(3,278円)
-
3GB - 2,178円
(990円)
15GB - 3,278円
(2,090円)
25GB - 4,158円
(2,970円)
無制限 7,315円
(4,928円)
-

※税込
※()内割引適用時価格

ワイモバイルには、eximo(エクシモ)に相当するプランが存在しないので、同じ条件で比較することはできません。

しかし、月額料金だけで比較すると、ワイモバイルのほうがお得です。

例えば、eximoで月々の消費データ容量が1GB未満(月額4,565円)の方、またeximoで月々の消費データ容量が3GB未満(月額5,665円)の方が、ワイモバイルに乗り換えてシンプルS(月額2,178円)を利用すると、

月々1GB未満の場合

  • 月々:約2,400円
  • 年間:約29,000円

月々3GB未満の場合

  • 月々:約3,500円
  • 年間:約42,000円

上記の通り、携帯代を安くすることができます。

そのため、ドコモでeximoを利用していてもっと携帯代を安くしたいと考えているのであれば、ドコモからワイモバイルへ乗り換えたほうがお得です。

ただし、ワイモバイルには無制限プランはないので、データ使い放題のプランを利用したいのであれば、ドコモでeximoを利用したほうがいいでしょう。

irumo(イルモ)とシンプルS/M/Lの料金比較

ドコモ ワイモバイル
irumo(イルモ) シンプルS/M/L
0.5GB 550円
(割引なし)
-
3GB 2,167円
(880円)
2,178円
(990円)
6GB 2,827円
(1,540円)
-
9GB 3,377円
(2,090円)
-
15GB - 3,278円
(2,090円)
25GB - 4,158円
(2,970円)

※税込
※()内割引適用時価格

ドコモのirumo(イルモ)と、ワイモバイルのシンプルS/M/Lを比較すると、月額料金は上記のようになります。

低容量のプランの場合、irumoのほうが月額料金は安いので、ネットをあまり利用しない方はドコモのirumoを利用したほうがお得です。

一方で、中容量プランを利用するなら、ワイモバイルに乗り換えたほうがお得と言えます。

また、irumo(イルモ)には、下記のような注意点が存在します。

  • ドコモメールを利用するために別途月額料金が必要
  • irumoから家族へ発信の場合通話料は無料にならない
  • 0.5GBプランは最大通信速度3Mbpsで5G非対応

特に、irumoではドコモメールは有料オプションとなっている点には注意が必要で、ドコモメールを利用するために別途月額料金330円が発生するため、ワイモバイルよりも割高になるケースもあります。

例えば、3GBのプランで比較するとirumoのほうが月額料金が安くなっていますが、irumoでドコモメールを利用すると月々の携帯代はワイモバイルよりも高くなります。

その点、ワイモバイルではキャリアメールは無料で利用できるようになっているので、もしキャリアメールが必要なのであればirumoよりもワイモバイルに乗り換えたほうがお得となります。

irumoで適用できる割引は、「ドコモ光セット割/home 5G セット割」「dカードお支払割」です。みんなドコモ割は対象外となっています。

ギガライト・5GギガライトとシンプルS/M/Lの料金比較

ギガライト、5Gギガライトは、2023年6月30日をもって新規申し込み受付終了。

ドコモ ワイモバイル
ギガライト・5Gギガライト シンプルS/M/L
~1GB 3,465円
(2,178円)
-
~3GB 4,565円
(2,728円)
-
3GB - 2,178円
(990円)
~5GB 5,665円
(3,278円)
-
~7GB 6,765円
(4,378円)
-
15GB - 3,278円
(2,090円)
25GB - 4,158円
(2,970円)

※税込
※()内割引適用時価格

ドコモのギガライト・5Gギガライトと、ワイモバイルのシンプルS/M/Lを比較すると、月額料金は上記のようになります。

例えば、現在ドコモで月々3GB程度データを利用しているのであれば、ワイモバイルに乗り換えて同等程度の料金プランを利用すると、

  • 月々:約2,400円
  • 年間:約29,000円

上記の通り、携帯代を安くすることができます。

そのため、ドコモでギガライト・5Gギガライトを利用していてもっと携帯代を安くしたいと考えているのであれば、ドコモからワイモバイルへ乗り換えたほうがお得です。

ギガライト・5Gギガライトの~1GBでは、ドコモ光セット割は適用されません。

ギガホ・5GギガホとシンプルS/M/Lの料金比較

ギガホ、5Gギガホは、2021年3月31日をもって新規申し込み終了

ドコモ ワイモバイル
ギガホ 5Gギガホ シンプルS/M/L
3GB - - 2,178円
(990円)
15GB - - 3,278円
(2,090円)
25GB - - 4,158円
(2,970円)
30GB 7,865円
(5,478円)
- -
100GB - 8,415円
(6,028円)
-

※税込
※()内割引適用時価格

ワイモバイルには、ギガホ・5Gギガホに相当する料金プランは存在しません。

そのため、一概に比較はできませんが、月額料金だけで考えるとワイモバイルに乗り換えたほうがお得です。

例えば、5Gギガホを利用している方が、ワイモバイルに乗り換えてシンプルLを利用すると、

  • 月々:約4,200円
  • 年間:約50,000円

上記の通り、携帯代を大幅に安くすることができます。

しかし、大容量の料金プランを利用したいと考えているのであれば、ドコモのまま利用したほうがいいでしょう。

ギガホプレミア・5GギガホプレミアとシンプルS/M/Lの料金比較

ギガホプレミア、5Gギガホプレミアは、2023年6月30日をもって新規申し込み受付終了。

ドコモ ワイモバイル
ギガホプレミア 5Gギガホプレミア シンプルS/M/L
~3GB 5,555円
(3,168円)
5,665円
(3,278円)
-
3GB - - 2,178円
(990円)
15GB - - 3,278円
(2,090円)
25GB - - 4,158円
(2,970円)
~60GB 7,205円
(4,818円)
- -
無制限 - 7,315円
(4,928円)
-

※税込
※()内割引適用時価格

ワイモバイルには、ギガホプレミア・5Gギガホプレミアに相当する料金プランはありません。

そのため、同じ条件で比較することはできませんが、月額料金を安くしたいと考えているのであれば、ワイモバイルへ乗り換えたほうがお得です。

例えば、5Gギガホプレミアを利用している方が、ワイモバイルのシンプルLを利用すると、

  • 月々:約3,200円
  • 年間:約38,000円

上記の通り、携帯代を安くすることができます。

ただし、ワイモバイルには無制限プランは存在しないので、無制限プランを利用したいのであれば、継続してドコモを利用したほうがいいでしょう。

ahamoとシンプルS/M/Lの料金比較

ドコモ ワイモバイル
ahamo シンプルS/M/L
3GB - 2,178円
(990円)
15GB - 3,278円
(2,090円)
20GB 2,970円 -
25GB - 4,158円
(2,970円)
100GB 4,950円 -

※税込
※()内割引適用時価格

ahamoとシンプルS/M/Lの場合、月額料金だけで比較するとワイモバイルのほうがお得と言えます。

例えば、月々使用するデータ量は大体3GB程度という場合には、ahamoではなくワイモバイルを利用したほうがお得です。

ですが、これはあくまでも月額料金での比較です。

ahamoとシンプルS/M/Lではプラン内容が異なるので、同じ条件での比較ができないという点は理解しておきましょう。

また、ahamoとワイモバイルの比較については、下記の記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。

関連記事
【ahamoとワイモバイル徹底比較】どっちが初めての格安スマホにおすすめ?

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通話料の比較

ドコモ ワイモバイル
通話料 30秒につき20円(税込22円) 30秒につき20円(税込22円)

ドコモとワイモバイルの通話料には、違いはありません。

どちらも、電話を発信すると30秒につき20円(税込22円)の通話料が発生します。

ドコモの場合、ファミリー割引のグループを組んでいる家族への通話は無料となります。

ドコモのirumoに関しては、ファミリー割引グループ内の家族へ電話をかける場合でも通話料が発生します。

契約期間と違約金の比較

契約期間と違約金で比較した場合、ドコモとワイモバイルに違いはありません。

何故なら、ドコモ(5Gギガホプレミア、5Gギガライト、ahamo)もワイモバイル(シンプルS/M/L)も契約期間が設定されていない料金プランだからです。

そのため、どちらもいつ解約や他社へ乗り換えをしても高額な違約金が発生することはないので、タイミングを見計らって乗り換えをする必要はありません。

割引サービスを適用した場合のドコモとワイモバイルの月額料金の比較

ドコモとワイモバイルには、下記のような割引サービスがあります。

ドコモの割引サービス

  • みんなドコモ割
  • ドコモ光セット割/home 5G セット割
  • dカードお支払割

ワイモバイルの割引サービス

  • 家族割引サービス
  • おうち割光セット(A)

そこで、割引サービスを適用させた場合、ドコモとワイモバイルの月額料金はどうなるのかについて解説していきます。

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家族割引を適用した場合の月額料金の比較

ドコモとワイモバイルには、家族で利用すると月額料金が安くなるサービスがありますが、内容が異なります。

ドコモでは、「みんなドコモ割」という割引サービスがあり、2回線契約の場合は毎月550円割引、3回線以上は毎月1,100円割引となります。

みんなドコモ割

  • 1回線:割引なし
  • 2回線:-550円
  • 3回線以上:-1,100円

※税込

一方、ワイモバイルでは「家族割引サービス」という割引があり、2回線目以降の月額料金が毎月1,188円割引となります。

家族割引サービス

  • 1回線目:割引なし
  • 2回線目以降:-1,188円

※税込

家族割引で比較をした場合、割引額が多いワイモバイルのほうがお得と言えます。

みんなドコモ割、家族割引サービスを適用させるためには、適用条件を満たす必要があります。詳しくは、各公式サイトをご覧ください。

ドコモの料金プランの中には、irumoなどみんなドコモ割の割引対象とならない料金プランも存在します。

自宅の光回線とのセット割を適用した場合の月額料金の比較

ドコモとワイモバイルには、自宅のインターネット回線とのセット割がありますが、割引額が異なります。

ドコモの場合、自宅でドコモ光またはhome 5Gを利用していれば、「ドコモ光セット割」または「home 5Gセット割」という割引が適用でき、最大で毎月1,100円の割引があります。

ドコモ光セット割
ドコモ光定額プラン ドコモ光2段階定額プラン
eximo -1,100円 -
irumo(0.5GBプラン) - -
irumo(3GBプラン) -1,100円 -
irumo(6GBプラン) -
irumo(9GBプラン) -
5Gギガホプレミア -1,100円 -550円
5Gギガホ
ギガホプレミア
ギガホ
5Gギガライト/ギガライト(~7GB)
5Gギガライト/ギガライト(~5GB)
5Gギガライト/ギガライト(~3GB) -550円 -220円
5Gギガライト/ギガライト(~1GB) - -
home 5Gセット割
eximo -1,100円
irumo(0.5GBプラン) -
irumo(3GBプラン) -1,100円
irumo(6GBプラン)
irumo(9GBプラン)
5Gギガホプレミア -1,100円
5Gギガホ
ギガホプレミア
ギガホ
5Gギガライト/ギガライト(~7GB)
5Gギガライト/ギガライト(~5GB)
5Gギガライト/ギガライト(~3GB) -550円
5Gギガライト/ギガライト(~1GB) -

一方、ワイモバイルでは自宅でSoftBank光またはSoftBank Airを利用していれば、「おうち割光セット(A)」という割引が適用でき、毎月1,188円の割引があります。

おうち割光セット(A)
シンプルS/M/L -1,188円

自宅のインターネット回線とのセット割で比較すると、割引額が多いワイモバイルのほうがお得と言えます。

ドコモ光セット割、おうち割光セット(A)を適用させるためには、適用条件を満たす必要があります。詳しくは、各公式サイトをご覧ください。

指定の支払い方法に設定した場合の割引

ドコモには、dカードお支払割という割引サービスがあります。

dカードお支払割とは、ドコモの利用料金の支払い方法を「dカード」または「dカード GOLD(家族カード含む)」に設定(定期クレジット)すれば、利用料金が187円割引となるサービスです。

一方、ワイモバイルには利用料金の支払いを、指定の支払い方法にした場合の割引はありません。

ドコモとワイモバイルのかけ放題の違い・料金比較

ドコモとワイモバイルには、通話オプションが用意されており加入すると電話をかけ放題にすることができます。

ドコモの通話オプション
5分通話無料オプション 月額800円(税込月額880円) 1回5分以内の国内通話が無料
かけ放題オプション 月額1,800円(税込月額1,980円) 国内通話かけ放題
ワイモバイルの通話オプション
だれとでも定額 月額700円(税込月額770円) 1回10分以内の国内通話が無料
スーパーだれとでも定額(S) 月額1,700円(税込月額1,870円) 国内通話かけ放題

ドコモとワイモバイルどちらにも、時間制限ありのかけ放題オプションと、完全かけ放題オプションが用意されていますが、月額料金はワイモバイルのほうが安い価格となっています。

また、時間制限ありのかけ放題オプションの内容には違いがあり、ワイモバイルのほうがお得な内容となっています。

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ahamoには、時間制限ありのかけ放題(1回あたり5分以内の国内通話無料)が含まれています。

ワイモバイルの旧料金プラン(スマホプラン、スマホベーシックプラン)には10分かけ放題が付属していました。しかし、新料金プランのシンプルS/M/Lからはかけ放題はオプションとなったため、料金プランに10分かけ放題は付属していません。

ドコモでは、5分かけ放題月額700円(税込770円)、完全かけ放題1,700円(1,870円)としていましたが、2023年7月1日申し込み分から月額料金が値上げされています。

ドコモとワイモバイルの違いについて

ドコモとワイモバイルには、月額料金以外にも違いがあります。

ドコモとワイモバイルの違い

  • 取り扱っている機種
  • 利用している回線
  • 高速データ通信容量
  • データ繰り越し
  • 家族間通話
  • 利用できるメールアドレス
  • 自宅のネットとのセット割
  • ポイントの違い
  • 利用できるキャリア決済の違い

そのため、ドコモからワイモバイルへ乗り換えを検討しているのであれば、月額料金以外の違いも理解しておいたほうがいいでしょう。

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取り扱っている機種の違い

ドコモでは、最新機種は基本的に発売日当日に取り扱いが開始されます。

しかし、ワイモバイルでは最新機種の取り扱いが発売から数ヶ月後になることがあり、そもそも販売されない端末もあります。

例えば、人気のスマートフォンiPhone 12シリーズの場合、発売日は下記の通りとなっており、ドコモでは発売日当日に販売が開始されました。

  • iPhone 12/12 Pro:2020年10月23日発売
  • iPhone 12 Pro Max/12 mini:2020年11月13日発売

しかし、ワイモバイルでiPhone 12シリーズが発売されたのは、2021年2月26日からと数ヶ月遅れで発売されています。

更に、ドコモではiPhone 12シリーズはすべて発売されましたが、ワイモバイルでは「iPhone12」と「iPhone12 mini」しか発売されておらず、「12 Pro Max/mini」に関しては取り扱いがありません。

このように、ワイモバイルでは最新機種の取り扱いが遅れることがある、または取り扱われない端末もあるので、その点にはご注意ください。

取り扱い機種は今後、ワイモバイルの都合で変更となる可能性があります。

取り扱い端末のSIMロックの有無の違い

ちなみに、ドコモとワイモバイルで販売されている端末のSIMロックの有無の違いは、下記の通りです。

端末のSIMロックの有無

  • ドコモ:2021年8月27日以降に発売される端末はSIMロック無し
  • ワイモバイル:2021年5月12日以降に購入した端末はSIMロック解除手続き済み

ドコモの場合、2021年8月27日以降に発売される端末は、SIMロックがかかっていないSIMフリーのスマホになります。

一方、ワイモバイルの場合、2021年5月12日以降に購入したスマホ(SIMロック解除対応端末)は、SIMロック解除手続きを行った状態で受け取れるようになっています。

つまり、現在ではドコモとワイモバイルどちらもSIMロックに関しては違いはなく、端末にSIMロックはかかっていません。

利用している回線の違い

ドコモとワイモバイルでは、利用している回線が異なります。

何故かと言うと、ドコモはドコモ回線を利用しており、ワイモバイルはソフトバンク回線を利用しているためです。

利用している回線が違うとどうなるのかというと、ドコモでは問題なく繋がっていた場所でも、ワイモバイルでは電波が入りにくいということも考えられます。

ただ、現在では電波が繋がらない場所はかなり少なくなっているかと思うので、あまり気にする必要はないでしょう。

また、どうしても電波の入り具合が気になるようであれば、ソフトバンクやワイモバイルを利用している友人などに、繋がりにくい場所などを聞いてみるのもいいでしょう。

高速データ通信容量の違い

ドコモでは、高速データ通信容量が使い放題の無制限プランが利用できます。

しかし、ワイモバイルでは無制限プランは存在しないので、利用することができません。

そのため、ドコモで無制限プランを利用している方は、ワイモバイルへ乗り換えたら、高速データ通信容量の使いすぎに注意する必要があります。

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通信速度制限がかかっても1Mbps

ワイモバイルでは、既定の高速データ通信容量を超過すると、通信速度制限がかかります。

しかし、料金プランによっては、通信速度制限がかかっても最大で1Mbpsで通信が利用可能となっています。

最大1Mbpsというと、ある程度快適にネットが利用できる速度なので、通信速度がかかってもあまり気にならないかと思います。

また、通信速度が気になるようであれば、追加料金を支払うことで通常速度に戻すことも可能です。

プランSは最大300Kbps、プランM・Lは最大1Mbpsとなっています。

データ繰り越しの違い

ドコモのギガプランでは、データ繰り越しに対応していないため、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことはできません。

一方、ワイモバイルでは2021年8月18日より、シンプルS/M/Lがデータ繰り越しに対応しました。

これにより、余ったデータを翌月に繰り越すことができるようになっています。

シンプルS シンプルM シンプルL
高速データ通信容量 3GB 15GB 25GB
データ増量オプション +2GB +5GB +5GB
増量後の高速データ通信容量 5GB 20GB 30GB

また、ワイモバイルには「データ増量オプション」という、高速データ通信容量を増やすことができるオプションがありますが、データ増量オプションで増量になった高速データ通信容量も、翌月に繰り越すことができます。

※5Gギガホ プレミア/5Gギガホ/5Gギガライト/ギガホ プレミア/ギガホ/ギガライトの総称

家族間通話の違い

ドコモでは、ファミリー割引グループ内の家族間通話は、通話料無料となっています。(irumoユーザーはファミリー割引の割引対象外)

しかし、ワイモバイルは家族へ電話をかける場合であっても、通話料がかかります。

もし、これまで通り通話料を気にせず家族へ電話をかけたいということであれば、通話オプションに加入しましょう。

ワイモバイルでは、スーパーだれとでも定額(S)という通話オプションがあり、加入すると国内通話が24時間かけ放題になるので、家族だけでなく家族以外へ電話をかける際にも、通話料がかからなくなります。

また、電話の代わりにLINEアプリを活用すれば、通話料を気にせず家族と通話をすることができます。

スーパーだれとでも定額(S)は有料のオプションなので、利用する場合月額料金がかかります。また、海外への発信などかけ放題の対象外となる通話もあります。

利用できるメールアドレスの違い

ドコモとワイモバイルとでは、利用できるメールアドレス(キャリアメール)に違いがあり、具体的には下記の通りです。

  • ドコモ:@docomo.ne.jp
  • ワイモバイル:@yahoo.ne.jp、@ymobile.ne.jp

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と違い格安SIMの場合、キャリアメールが利用できないことも少なくありません。

しかし、ワイモバイルでは2つのメールアドレスが用意されており、キャリアメール(@ymobile.ne.jp)を利用することもできるようになっています。

そのため、ドコモからワイモバイルに乗り換えるとメールアドレスは変わるものの、キャリアメールが利用できるという点には違いはありません。

ただし、ドコモからワイモバイルへ乗り換えると、ドコモのキャリアメールである「@docomo.ne.jp」というメールアドレスは利用できなくなるので、その点は理解しておきましょう。

そのため、ドコモメールでショッピングサイト等のアカウント登録を行っている場合、ワイモバイル乗り換え前に別のメールアドレス(Gmailなど)に変更しておくことをおすすめします。

2021年12月16日より、ドコモメール持ち運びを利用すれば、ワイモバイルへ乗り換えてもドコモメールを利用する事ができるようになりました。

irumoでドコモメールを利用する場合、月額330円のドコモメールオプションに加入する必要があります。

自宅のネットとのセット割の違い

ドコモとワイモバイル、どちらにも自宅のインターネットとのセット割があります。

しかし、セット割の対象となるインターネットサービスが異なるので注意が必要です。

ドコモ ワイモバイル
自宅のネットとのセット割 ドコモ光セット割、home 5Gセット割 おうち割 光セット(A)
対象インターネットサービス ドコモ光、home 5G SoftBank Air、SoftBank 光

ドコモは「ドコモ光」「home 5G」が対象サービス、ワイモバイルでは「SoftBank Air」または「SoftBank 光」が対象サービスとなっています。

そのため、現在ドコモでドコモ光セット割を適用させている場合、ドコモ光/home 5Gのままではワイモバイルで自宅のネットとのセット割を適用させることはできません。

ワイモバイルで、自宅のネットとのセット割を適用させるためには、ドコモ光/home 5GからSoftBank AirまたはSoftBank 光に変更する必要があるので、その点は理解しておきましょう。

おうち割光セット(A)と家族割引サービスは、併用できません。

ポイントの違い

ドコモを利用している場合、毎月の利用料金に応じてdポイントを貯めることができますが、ワイモバイルに乗り換えると、毎月の利用料金の支払いでdポイントは貯まらなくなります。

一方、ワイモバイルではPayPayポイントを貯めやすくなります。

というのも、ワイモバイルユーザーはYahoo!プレミアムを無料で利用する事ができるためです。

Yahoo!プレミアムに加入していれば、ネットショッピング(Yahoo!ショッピング、PayPayモール)で最大2%のPayPayボーナスが還元されます。

また、Enjoyパック(月額500円・税込550円)に加入すれば、還元率を上げることも可能となっています。

特典内容等は、今後ワイモバイルの都合で変更となる場合があります。

利用できるキャリア決済の違い

ドコモとワイモバイルどちらも、キャリア決済に対応していますが、利用できるキャリア決済は異なります。

  • ドコモ:d払い
  • ワイモバイル:ワイモバイルまとめて支払い

キャリア決済とは、商品代金を携帯電話料金と合算して支払いをする決済サービスです。

そのため、ドコモからワイモバイルに乗り換えると、商品代金をドコモの利用料金と合算して支払うということはできなくなります。

ですが、ワイモバイルにはキャリア決済があるので、ワイモバイルまとめて支払いを利用すれば、商品代金をワイモバイルの利用料金に合算して支払うことができます。

ドコモからワイモバイルへ乗り換えるには

ドコモとワイモバイルの料金比較や違いはわかった。けど、乗り換えはどうやってやったらいいの?

ドコモからワイモバイルへの乗り換えは、下記のような手順で行うようになります。

乗り換えの流れ

  1. ドコモでMNP予約番号を取得する(新規契約の場合は不要)
  2. ワイモバイルへの乗り換え手続きを行う
  3. 商品が届いたら回線をドコモからワイモバイルへ切り替える
  4. データ移行などの初期設定を行う

ドコモの電話番号をワイモバイルに引き継ぐ場合、ドコモでMNP予約番号を発行・取得する必要があります。

そのため、電話番号そのままでワイモバイルに乗り換えるであれば、まずはドコモでMNP予約番号を発行しましょう。

MNP予約番号発行後は、ワイモバイルオンラインストアにアクセスし、画面の指示に従って乗り換え手続きを行うようになります。

ドコモからワイモバイルへの乗り換えについては、下記の記事で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。

関連記事
【ドコモからワイモバイルへの乗り換えを徹底解説】手順だけでなく注意点なども紹介!

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電話番号を引き継がずにワイモバイルに申し込む場合(新規契約)には、MNP予約番号は不要です。

ドコモとワイモバイルの料金の比較・まとめ

まとめ

  • ドコモとワイモバイルの料金プランを比較すると基本的にはワイモバイルのほうが安い
  • ギガライト・5Gギガライトを利用しているならシンプルS/M/Lを利用したほうがお得
  • ワイモバイルにはギガホ・5Gギガホ・ギガホプレミア・5Gギガホプレミア相当のプランはない
  • 月額料金だけで考えるとワイモバイルに乗り換えたほうがお得
  • ahamoとシンプルS/M/Lなら月額料金だけで考えるとワイモバイルのほうがお得
  • ahamoとシンプルS/M/Lはプラン内容が異なるため一概に比較はできない
  • 通話オプションの月額料金はワイモバイルのほうが安い
  • 通話オプションの内容を比較するとワイモバイルのほうがお得
  • ドコモとワイモバイルには月額料金以外にも違いある

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